森秋シェフの北海道風ラムジンギスカン
動画 1 分
ジンギスカンについて
ジンギスカンは、北海道を代表する羊肉料理のひとつです。薄切りにしたラム肉またはマトンを、玉ねぎ、もやし、ニラなどの野菜とともに鉄板や鍋で焼き、風味豊かなタレで楽しみます。
北海道には地域ごと、また家庭ごとにさまざまなスタイルがあります。このレシピは、ラム肉本来の美味しさを野菜とタレとともに味わう、シンプルな家庭風ジンギスカンです。
なぜラムショルダーなのか?
ジンギスカンには、適度な脂と濃厚なラムの風味をもつ部位がよく合います。
今回使用するラムショルダー(SQ)は、ネック、ショルダー、ショルダーロイン、ブレストなど複数の部位で構成されています。
それぞれ筋肉の構造や脂の入り方が異なるため、部位ごとに切る方向や厚みを調整することで、一つのショルダーからさまざまな食感や味わいを引き出すことができます。
これこそがラムショルダーの大きな魅力です。
材料
基本の材料は以下のとおりです。
オーストラリア産ラムショルダー
玉ねぎ
もやし
ジンギスカンのタレ
ただし、使用する野菜に決まりはありません。
ジンギスカンは家庭的で気軽な料理のため、北海道では冷蔵庫にある野菜を使って作ることも一般的です。
ニラ、キャベツ、パプリカ、きのこ、かぼちゃなど、その季節や家庭に合わせてさまざまな野菜を楽しめます。
下準備
鉄板やフライパンで調理する場合、ラムショルダーは一般的に3〜5mm程度の厚さにスライスします。
ショルダーロインのような柔らかい部位は、1cm程度の厚切りにして楽しむこともできます。
大切なのは、筋肉の特徴に合わせて切る方向と厚さを調整することです。
脂の量は好みによりますが、すべて取り除いてしまうのはおすすめしません。適度に脂を残すことで、焼いたときに旨味とコクが増します。
野菜は火が通りやすい一口大に切ります。
ラム肉は、少し薄めたジンギスカンのタレに漬け込んでから焼いても、そのまま焼いて後でタレにつけても美味しくいただけます。両方のスタイルを組み合わせるのもおすすめです。
漬け込むことで、薄切り肉に味がなじみ、タレも均一に絡みます。
自家製ジンギスカンのタレ
約300ml分
- 醤油 100ml
- りんご(すりおろし)1/2個(約70g)
- 玉ねぎ(すりおろし)1/4個(約50g)
- みりん 50ml
- 砂糖 30g
- 味噌 20g
- 水 40〜50ml
- にんにく(すりおろし)1片
- 生姜(すりおろし)5〜10g
- 米酢 小さじ2
- すべての材料をよく混ぜ合わせます。
お好みに合わせてアレンジすることも可能です。例えば唐辛子やコチュジャンを加えれば、辛味や旨味に深みを持たせることができます。
調理方法
鉄板またはフライパンを十分に熱し、ラム肉を焼き始めます。
ラム肉から出た脂を利用して、周りの野菜も一緒に焼きます。
ラム肉は薄切りのため火の通りが非常に早く、焼きすぎないことが重要なポイントです。
火が通ったら、ラム肉と野菜をタレにつけていただきます。
とてもシンプルですが、それこそが家庭風ジンギスカンの魅力です。
精肉のポイント
- ラムショルダーにはさまざまな筋肉が含まれているため、スライスする前に必ず筋繊維の方向を確認しましょう。
- 脂をすべて取り除かないこと。適度に残すことで風味とコクが増します。
- 薄切りのラム肉はすぐに火が入るため、焼きすぎに注意しましょう。
- ジンギスカンのタレに決まったレシピはありません。唐辛子やコチュジャンなどを加えて、自分好みに調整してみてください。